50代からの美容・健康の悩み改善に役立つ商品と体験談を紹介しているブログです

八福|50代女性のお役立ちブログ

健康

食べ物の味が分からない(味覚障害)の原因と治し方は?体験談も紹介!

更新日:

味覚障害

もし、食べ物の味がわからなくなったらどうしますか?

毎日の食事を楽しむことはもちろん、大好きなスイーツも味わうことができません。

文字通り「味気ない」生活になってしまいます。

今回は、味がわからない症状(味覚障害)の原因と治し方について調べたことをまとめてみました。

味覚障害になった私の体験談も紹介します。



食べ物の味が分からない(味覚障害)の症状

味噌汁

一般に、味覚障害は食べ物の味がしない状態のことをいう場合が多いようです。

実は、味覚障害といっても症状はさまざま。

検索すると次のような症状もあることが分かりました。

・味覚消失⇒味が全く分からなくなる
・味覚減退⇒味を感じにくくなる
・異味症⇒甘いものを苦く感じるなど本来の味と違うふうに感じる
・解離性味覚障害⇒辛いなど他の味はわかるのに甘みだけが分からない
・自発性異常味覚⇒何も食べていないのに苦みを感じる

味覚の仕組み

味覚
画像出典:https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_552.html

そもそも、食べ物を味わうとは、どんなことなのでしょうか?

味覚の仕組みを説明しますね。

舌の表面には乳頭という細かいブツブツがあります。

そして、ブツブツの中には「味蕾(みらい)」というセンサーがあります。

味蕾の中には味を感じる細胞(味細胞)があり甘さや塩辛さなどの味を感知しているというわけです。

味が分からないという症状は味を感じる仕組みが何らかの原因でうまく働かなくなることで起こります。

食べ物の味が分からない(味覚障害)原因で一番多いのは?

病院や製薬会社のサイトをみると考えられる原因がたくさん書かれていました。

ただ、一番多い原因は「亜鉛不足」と考えられているようですね。

亜鉛は味を感じる細胞(味細胞)の再生を促す働きを持っています。

そのため不足すると最初に「味細胞」が影響を受け、味覚障害を引き起こしてしまうのだそうです。

食品添加物の中には食品に含まれる亜鉛が体に吸収されるのをさまたげるものがあるといわれています。

インスタント食品を多く食べるなどバランスの悪い食事のほか、急激なダイエットでも亜鉛不足になる可能性は高くなります。

中高年の場合は亜鉛の吸収率の低下が原因となることもあるそうです。

その他に考えられる原因は
・加齢
・鼻づまり
・ドライマウス
・薬の副作用
・糖尿病などの合併症
・ストレス

などがあるということでした。

鼻づまり

風邪などで鼻づまりを起こすと食べ物の味がしなくなることがあります。

食べ物は舌で味を感じるのと同時に鼻で「におい」を感じることできちんと味わえるようになっています。

鼻がつまってしまうと「におい」がわかりづらくなるため、味もわからなくなるというわけです。

ドライマウス

唾液の分泌量が減って口の中が乾燥する状態で「口腔乾燥症」ともいいます。

唾液の量が減ると食べ物の味物質が溶け出しにくくなります。

また、舌の表面にある味を感じる細胞が働きにくくなるので味がわからなくなります。

加齢

加齢により味蕾の数が少なくなり、残った味蕾の感覚も鈍くなります。

味がわからなくなる人の約半数は65歳以上の高齢者なのだとか。

加齢による変化では酸味や苦味よりも甘味や塩味を感じ取る能力が低下する傾向がみられるそうです。

このため多くの食べ物が苦く感じられるといわれています。

また、嗅覚も加齢につれて徐々に低下します。

鼻の内側を覆う粘膜が薄くなって乾燥し嗅覚に関わる神経が衰えます。

「におい」がわかりづらくなることで、ますます、味がわからなくなります。

さらに、加齢により唾液の量も減少します。

口の中がねばつくと感じるときは唾液の量が減っている状態と考えられるようです。

※注)唾液の分泌量は加齢とは関係ないという情報もありました。それによると唾液の分泌不良に関わっていると思われるのは特定の薬の長期服用やストレスだそうです。

舌の表面の異常(舌苔)

舌の表面に白いものがついていることがあります。

これは食べ物のカスや細菌などが舌の表面についたもので舌苔(ぜったい)と呼ばれます。

舌苔が厚くなると味蕾の外側をおおってしまうので味がわからなくなります。

薬の副作用

別の病気治療のため服用している薬によって、亜鉛が吸収されにくくなったり、体の外に出されることがあります。

心因性

ストレスから唾液が減少して味がわからなくなることがあります。



食べ物の味が分からない【味覚障害の治し方】

味覚障害は、時間が経てば治ったり軽くなったりする場合があります。

これは、味蕾の入れ替わり周期が比較的短いことが理由だといわれています。

味蕾の寿命はおよそ10日。

短い期間で入れ替わりを続ける器官なので回復する可能性が高いのです。

ただし、必要な栄養素が補給されないままでは寿命で死滅する味蕾の数の方が多くなるので改善は期待できません。

悪化することもあるそうです。

また、口の中の環境が悪いと新しい味蕾がなかなかできません。

自宅でケア【唾液を増やす】

口の中を乾燥させない簡単な方法は定期的に水分を補給すること。

唾液の量を増やすにはよく噛んで食べるとよいそうです。

また、次の3つの唾液腺をマッサージするのも効果的です。

◆耳下腺(耳の前、上の奥歯あたり)
指数本を当て前に向かってやさしく10回ほどなでる

◆顎下腺(顎の骨の内側のやわらかい部分)
親指を当て耳の下から顎の下まで3~4か所に分け5回くらい順に押していく。

◆舌下腺(顎のとがった部分の内側のくぼみ)
両手の親指をそろえて当て10回くらい上方向にゆっくり押し上げる。

自宅でケア【バランスのよい食事】

人間の体の細胞は、味蕾を含めて常に入れ替わりを続けています。

タンパク質やビタミン・ミネラルなどバランスよく摂れる食事が大切です。

自宅でケア【亜鉛を多く含む食品を摂る】

カシューナッツ

亜鉛は、味蕾を作り出すために必要なミネラルで体内で合成されません。不足を解消するには亜鉛を含む食品を意識して食べる必要があります。

日本人の食事摂取基準(2015年版)では1日の摂取の推奨量は18~69歳の男性で10mg、70歳以上の男性で9mg、18~69歳の女性で8mg、70歳以上男性で7mgとなっています。

亜鉛を多く含む食品には、カキ・牛もも肉・レバー・うなぎ・ナッツ類・プロセスチーズ・木綿豆腐・海藻・ゴマ・緑茶・抹茶などがあります。

特に、カキに豊富に含まれていて大粒のものなら1つ食べれば1日の所要量を軽くクリアすることができます。

そうはいっても、毎日カキを食べるわけにもいきません。

1回の食事で摂れる亜鉛の量を調べてみました。

【1回の食事で摂れる量】
カキ 60g / 5粒 7.9mg
豚レバー 70g 4.8mg
牛肩ロース(赤肉、生) 70g 3.9mg
牛肩肉(赤肉、生) 70g 4.0mg
牛もも肉(生) 70g 2.8mg
牛レバー 70g 2.7mg
鶏レバー 70g 2.3mg
牛バラ肉 70g 2.1mg
豚もも肉(生) 70g 1.4mg
鶏もも肉皮なし(生) 70g 1.4mg
ほたて貝(生) 60g / 3個 1.6mg
サバ(1尾) 96g 0.96mg
サンマ(1尾) 69g 0.55mg
タラ(切り身) 80g 0.4mg
鮭(切り身) 80g 0.4mg
米飯(玄米) 150g / 茶碗1杯 1.2mg
米飯(精白米) 150g / 茶碗1杯 0.9mg
木綿豆腐 150g / 半丁 0.9mg
納豆 40g / 1パック 0.8mg
卵黄 16g / 1個 0.7mg
カシューナッツ(フライ) 15g / 10粒 0.8mg
アーモンド(フライ) 15g / 10粒 0.7mg

試しに上記の食品の中から1日分の食品を選んでみると…。
==========================
ご飯 1日3杯 2.7mg
卵 1個 0.7mg
納豆 1パック 0.8mg
木綿豆腐 半丁 0.9mg
牛もも肉 70g 2.8mg
サバ 1尾 0.96mg
アーモンド 10粒 0.7mg
==========================
合計 9.56mg。50代女性の目安は8mgなので摂取量はクリアできますね。

ただし、これは意識的に亜鉛の多い食品を選んだ結果です。

肉類も種類によっては1mg以上の差があるので毎日の献立によって亜鉛の摂取量にはバラつきがでてきます。

亜鉛は多くの食品に含まれているので色々な種類の食品をバランス良く食べることが大切といえそうです。

食事バランス

食事で必要量を摂り続けるのは難しい場合、不足分はサプリメントで補うことも必要かもしれません。

耐容上限量は18~29歳の男性で40mg、30~69歳の男性で45mg、70歳以上の男性で40mg、18歳以上の女性で35mgと設定されています。

他のミネラルに比べて許容範囲が広く多めに摂取しても副作用は出にくいそうです。

とはいえ、亜鉛を継続的に過剰摂取した場合には胃の障害や免疫障害、神経症状が出ることがあるほか、銅や鉄の吸収を妨げることがあることは知っておく必要があります。

病院で薬を処方されている人は飲み合わせもチェックしたほうがよいかもしれません。

ちなみに、亜鉛を多く含む食材を食べても普段の食事だけで亜鉛が過剰になることはないそうです。

味覚障害が治った体験談とその後

朝、味噌汁を作って味見をするときに味が感じられず「?」となりました。

ちなみに、これは朝だけの現象。

昼食や夕食のときはちゃんと味が分かるので、あまり気にしていませんでした。

おかしいな?と思っていると、
・何も食べていないのに苦みを感じる
・コーヒーの味が薄く感じられる
という場合もあることに気づきました。

まず、食事で改善しようと考え意識的に亜鉛の多い食品を食べるようにしました。

しかし、なかなか症状が改善しません。

亜鉛サプリメントで補う

飲み始めて1週間目。症状に変化があらわれました。

いつものように、朝の味噌汁の味見をした時にちゃんと味が感じられたのです。

本当に久しぶりの感覚で、食べ物や飲み物の味が分かるということの有り難さをつくづくかみしめた朝でした。

自分一人の食事ならともかく家族の食事を作っているので味覚障害が続いたら本当に困ってしまいます。

料理の味付けがいつの間にか濃くなってしまうということも起きるかもしれません。

自分で作った料理の味がわかるのは、本当にうれしいことですね。

今後、食事で亜鉛の摂取量が十分でも加齢により吸収率が悪くなることも考えられます。

時々はサプリメントに頼ることも大事かなと思います。

【追記】
上記から数年後、再び、味がわからなくなりました。

1日中、味が感じられないというわけではありません。数時間ということもあれば、朝の時間帯だけということもあります。

亜鉛サプリメントの摂取とバランスの取れた食事を意識することの他に試したのは以下の2つ。

・唾液腺のマッサージ
※唾液の量が減った自覚はありませんが、少ないよりは多いほうがよいので。

・鼻づまりのツボ
※鼻づまりで「におい」がわからないときは迎香(げいこう)という小鼻の脇にあるツボがきくそうです。

リラックスした状態で静かに3秒押したら6秒休むくらいのテンポで3回程度押すのが目安。

味がわからないときは嗅覚も鈍っているときがあったので実践。

【治るまでの期間】
今回は4ヶ月ほどかかりました。長かったですね。

この期間は料理の味付けに自信がもてず味付けが濃くなる心配がありました。

そのため、目分量をやめて調味料をきちんと計量して味付けしていました。味付けの心配が不要なのでクックドゥなども利用しました。

とにかく無事に回復して美味しくご飯が食べられるのが嬉しいです。

味覚障害は耳鼻咽喉科で診てもらおう!

食事バランス

50歳を過ぎると嗅覚と味覚は徐々に低下し始めるそうです。

しかし、医学の進歩により今まで常識と思っていたことが実は間違っていたということもあります。

今回、いろいろと調べてみたら「70歳代でも甘味の閾値は20歳代と有意差はありません。塩味・苦味・酸味が倍数希釈で、1段階落ちるのみです」という情報もみつけました。

どちらが正しいのかは判断できません。

でも、トシのせいとあきらめるのは早すぎるということはいえると思いました。

味覚障害の原因はさまざまなので味がわからなくなったら考えられる原因をひとつひとつチェックしてみるのがよいと思います。

一番多い原因は亜鉛不足といわれていますが中高年になると病院で処方される薬が原因という可能性もでてくるようです。

あれこれと一人で悩むよりは耳鼻咽喉科の病院を受診したほうがよいかもしれません。

※この記事は更新時の内容となります。情報が古くなっていることもあるのでご注意ください。

[PR]


-健康
-,

Copyright© 八福|50代女性のお役立ちブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.