女性の薄毛対策の基本は生活習慣です。
改善するべき生活習慣としてあげられるのは、食事・運動・睡眠の3つ。
食事・運動・睡眠は健康に大きな影響を与えるため髪の毛にとっても重要な要素と言えます。
今回は、食事で薄毛が予防・対策できる理由と髪にいい食べ物について紹介します。
女性の薄毛は食事で予防・対策!
栄養バランスの悪い食事は健康に悪い影響を与えるだけでなく髪の毛の成長にも悪影響を与えます。
髪の毛は血液から栄養を吸収して成長します。
高血圧や糖尿病といった生活習慣病につながるような食事では髪の毛に必要な栄養が不足して薄毛の原因になります。
バランスの取れた食事を心掛けましょう。
薄毛対策には、髪が健康に生えてくる体づくりをすることが大切です。
女性の薄毛対策【髪にいい食べ物】
バランスよくいろいろな食品を摂ることを前提にしたうえで、具体的に髪にいい食べ物について見てみましょう。
タンパク質・ビタミン・ミネラルの3つの栄養素が必要といわれています。
タンパク質は髪の毛を作る材料となります。
ビタミンやミネラルは直接髪の毛を作ることはありませんが、タンパク質の分解や合成を助けるはたらきがあります。
髪に必要な栄養素【タンパク質】
髪の毛の主成分は18種類のアミノ酸が結合してできている「ケラチン」というタンパク質からできています。
タンパク質が不足すると、髪の成長が遅くなったり、髪が細く痩せてしまったり、髪にツヤがなくなったりします。
◆タンパク質が多い食品
肉、魚、卵、豆腐・納豆など大豆製品、牛乳、乳製品など
髪に必要な栄養素【ミネラル】
ミネラルは細胞を正常に機能させるために必要です。
特に、髪の健康によいとされるミネラルは亜鉛とヨウ素です。
◆ヨウ素が多い食品
わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類
◆亜鉛が多い食品
かき、うなぎ、牛肉、チーズ
髪に必要な栄養素【ビタミン】
皮膚の代謝を促進したり髪や頭皮の健康を保つために必要です。
◆ビタミンA
体の免疫システムを健康に維持し頭皮の代謝を促進します。
動物性の食品に含まれる「レチノール」と野菜などの植物性の食品に含まれる「カロテノイド」の2種類があります。
動物性ビタミンAを多く含む食品:豚肉、レバー、うなぎ
植物性ビタミンAを多く含む食品:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜、あま海苔
◆ビタミンB群
タンパク質の代謝を助ける、血行を促すなどの働きがあり頭皮環境を正常に整えます。
多く含む食品:玄米、小麦胚芽油、豚肉の赤身、レバー、マグロなど
◆ビタミンC
コラーゲンの生成を助けて血管や頭皮を丈夫にします。
多く含む食品:菜の花、ブロッコリー、トマト、イチゴ、柑橘系の果物
◆ビタミンE
強い抗酸化作用があり頭皮の毛細血管を丈夫にして血行を改善します。
多く含む食品:煎茶、ひまわり油、アーモンド、たらこ、大豆
食事で十分に摂れないならサプリメントも活用しよう
食事で薄毛が予防・対策できる理由と髪にいい食べ物について紹介しました。
薄毛対策には、バランスのよい食事で髪が健康に生えてくる体づくりをすることが大切です。
とはいえ、髪に必要な栄養素を含む食品を毎日食べるというのはむずかしいものです。
不足しがちな栄養素はサプリメントで補うことも考えてみましょう。
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