キッチンに立つと足が冷える、フローリングの床でいつも足が冷たい。
普段の生活でこんなことはありませんか。
冬場の足冷え対策には暖かい靴下をはくという方法があります。
すでに厚手の靴下をはいているけれど効果がないという場合は靴下の素材を見直してみましょう。
今回は、はいているだけで足が暖かい吸湿発熱素材を使用した靴下と実際に試してみた感想を紹介します。
キッチンの足冷え対策【裏起毛と吸湿発熱素材で暖かい靴下】
裏起毛素材と吸湿発熱素材のダブル使いで足全体が暖かい靴下です。
冷えを感じやすい足先・かかと・くるぶし部分には吸湿発熱繊維を使用。
水分(汗)との反応で集中的に保温します。
それ以外の部分には断熱性の高い非吸湿性繊維で温める仕組みです。
裏起毛なので体温で暖まった空気層をしっかり蓄え、外気を遮断します。
足首から上は締め付け感がありません。
フローリングの冷たさも感じないので家でリラックスするのにピッタリです。
※靴下は厚手なのでお出かけするときは、ゆったりめの靴を履いて下さい。
吸湿発熱素材の仕組み
吸湿発熱素材は、汗を吸って(吸湿)、その水分から熱を発する(発熱)という働きをします。
発熱・放湿を繰り返すことで、足元をあたたかく保つというわけですね。
でも、汗を吸収すると発熱するのは何故なんでしょう?
「汗冷え」の逆といえば、分かりやすいかもしれませんね。
「汗冷え」とは、汗(水分)が蒸発するときに周りの熱を奪う(気化熱)ため、体が冷えてしまうことです。
汗をかいたまま放置しておくと風邪を引くというのは「汗冷え」が原因だから。
そして、人間は、体内の熱を逃すために水蒸気としての汗をかいています。
この水蒸気が吸収され繊維内で水となるとき、あたたかくなっているのです。
キッチンの足冷え対策【温むすび(山忠)の暖かい靴下】
足首ウォーマーで有名な、体をあたためる衣類の専門店「温むすび」さんの靴下です。
※「温むすび」は株式会社山忠が運営するショッピングサイトです。
◆ポイント①パイルが二重構造
つま先から足首までパイルを合わせているので保温性が高いです。
足首から上は片側だけパイルにしてあるので締め付け感はありません。
◆ポイント②暖かく蒸れない素材使用
保温性と吸湿発散性にすぐれたウール混素材を使用。
蒸れることがないので快適な履き心地です。
※室内用の靴下です。とにかく厚手なので外出には向きません。
発熱素材の靴下を試してみた感想
朝食の準備をするとき、足が冷たいとつらいですよね。
冬場になるとパイル地の靴下を愛用しているのですが部屋が暖まるまで足先は冷えたままなのが悩みでした。
厚手の靴下とはいえ値段が安いものは効果がないのでしょうか。
以前、購入した足首ウォーマーがとても使い心地がよかったので「温むすび」さんの「とにかくあったかい靴下」を試してみることにしました。
今使っている厚手の靴下に比べると値段が高めですが、それだけの効果があることを期待しています。
感想
商品が届きました。袋をあけてみると驚くほどの厚さでした。
普段はいているパイル地の靴下と並べてみたところ。
厚みが2倍ほど違います。
折り返して履くと足首部分の保温力がさらにアップします。
◆良かったところ
ぶ厚いのでスリッパがはけなくて困るな…と思ったのですが。
スリッパなしでも床からの冷たさを感じることがありませんでした。
いつの間にか足先がポカポカしてきます。
靴下の重ね履きをするよりも使いやすいです。
◆使いにくいと感じたところ
・中の方がもたつくことがあります。
・ぶ厚いので洗濯すると乾きが遅いです。洗い替え用に3足あると安心かなと思いました。
さいごに
足が温かいというだけで幸せを感じる!
と思ったらオーバーでしょうか?
足元が冷えてつらい、というのは本人にしか分かりません。
「とにかくあったかい靴下」は、今まで試してきた靴下の中では一番温かい商品でした。
多少の使いにくさはありますが、私にとっては家用靴下のベストといえそうです。
ただ、スリッパなしだと靴下の傷みが心配ですね。大きめのスリッパを購入したほうがよいのかもしれません。
キッチンに立つと足が冷える悩みが靴下を変えることで解消されるとわかったのは収穫でした。
今年の冬は、気持ちよく一日をスタートさせることができそうです。
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